組織理論 × ONE PIECE 家族経営編

皆さんお疲れ様です、孫市です。

前回は海軍本部を例えて縦社会についてまとめました。今回は…

白ひげ海賊団=家族経営

白ひげ海賊団ですね。船長の白ひげ:エドワード・ニューゲートは船員から絶大な信頼を抱かれています。船員を「息子」と呼び、船員から「オヤジ」と呼ばれています。(実際に血縁関係はありません)

これを企業に置き換えると家族経営似ています。

家族経営とは、創業者の一族が企業経営において実質的な支配権と会社の所有権を持っています。日本の企業では約97%が家族経営です。世界全体の企業でも80~90%の数字が出ています。

メリット・デメリット

メリット

  • 経営の中心メンバーが家族であることにより、チームとしての力が高まりやすく、意思決定や実行が早く進む
  • 後継者候補となる者が現経営者の子供であるため、企業の雰囲気や内情に通じやすい。
  • 自社株の保有が身内に限られるため、第三者に経営を脅かされる可能性が低い

デメリット

  • 「会社の信用=現経営者、個人の信用」であることから、経営者の交代以降に取引が不安定になりやすい
  • 相続を繰り返すにつれ、保有していた株が徐々に遠い親戚に承継されやすく、会社の経営基盤が危うくなる可能性があります。
  • 後継者にふさわしい人物が身内にいなかった場合、会社の存続が危ぶまれる。

まとめ

家族経営は、現役経営者が元気である期間がメリットを感じやすく、相続を繰り返していくとデメリットに変わりつつあると感じられました。

確かに白ひげが生きている間はチーム力があり団結力がありました。しかし、白ひげ死後は仲間が離れていく「経営危機」に似た状態になりました。

まさに家族経営に近い海賊団だと思いました!

今日はここまでです。読んでいただきありがとうございます。

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