組織理論 × ONE PIECE 役割経営編

皆さんお疲れ様です、孫市です。

前回、前々回とONE PIECEを用いて組織理論をまとめてきました。最後のまとめはやっぱりあの一味ですよね…

麦わらの一味=役割経営

やっとです、やっと麦わらの一味が出てきました!それでは見ていきましょ!!

麦わらの一味は役割経営、それはホラクラシー型組織と言います。

ホラクラシー型組織とは、個々の人が主体的に仕事に向き合うことを目的として提案されました。特徴としては階級の差のないフラットな組織であるため、上下関係での不満がなくなり意思決定のスピードも速いです。

メリット・デメリット

メリット

  • 生産性の向上とストレス軽減…メンバー管理などのマネジメント業務が不要になるため、自分の役割に集中でき生産性が高まります。また、組織内の上下関係がないことによりストレスフリーが期待できます。
  • メンバーの主体性の向上…1人1人に意思決定が任されるため、責任感が高まり自主性が育まれます。その結果、メンバーの主体性が向上します。そして、能力を発揮する場を与えられることで仕事に対するモチベーションも上がります。
  • 多様性のある意見のアウトプットの質の向上…メンバーの主体性が向上することによって多様な意見が積極的に出るようになり、メンバー間のコミュニケーションが生まれていきます。
  • 柔軟な組織運営…管理職が存在しないためチームが流動的です。業務内容によって役割を振り分けているため自分がすべきことが明確に把握でき、フラットな立場で仕事を取り組むことができます。

デメリット

  • 社員のセルフマネジメントが必要になる…目標達成に向けて行動する社員がいないとホラクラシー型組織はうまく機能しません。自分の感情をコントロールすることで、モチベーションを高く保ったり、仕事の生産性を高めるためにタスク管理をしたりする能力が求められます。
  • 組織のコントロールの難しさ…管理職が存在せず、基本的に個々が動いているため組織全体を統括しコントロールするのが難しい。
  • 社内状況の把握…社員それぞれに意思決定権があるのでお互い何をしているのか把握しづらいです。そのため、仕事の進捗状況も本人しかわからず自分の役割に没頭してしまう恐れがあるため工夫する必要がある。
  • トラブルの対処法…組織のコントロールの難しさと同様に、管理職が存在しないため仕事のミスやトラブルの対応は個々の社員になります。そうなると個人の負担は大きくストレスとなり心身ともに悪影響になりやすい。

まとめ

ホラクラシー型組織は管理者が存在する、しないによってメリットデメリットが両方みられるのが特徴ですね。

しかし、業務によって1人1人役割が明確に分担されるため、自分の役割以外は他人に任せて業務効率と生産性が上がります。また、任せられた役割に信頼されるほど極めていきます。

麦わらの一味で言えば、ナミは航海士、サンジはコック、チョッパーは船医などなど、役割が決まっています!そして、みんなは1人1人を信頼しているため強固な組織ですね!

ここで終わりにします。読んでいただきありがとうございます。

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